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男子代表、第2フェーズで敗退。「AVCアジアコンチネンタルカップ」

2021.06.19

東京2020のアジア大陸枠を決める「AVCアジアコンチネンタルカップ第2フェーズ」最終日が6月19日、タイのナコンパトムで開催された。上位2チームに与えられるファイナルフェーズの権利をすでに獲得している女子は、ニュージーランドと対戦。カザフスタンに勝利し決勝へ進んだ男子は、ファイナルフェーズ進出をかけてオーストラリアと対戦した。

「高さとスピード両方を備えている」(牛尾正和監督)というオーストラリア。日本は、第1代表の髙橋巧(ANAあきんど)/長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組がMCHUGH/SCHUMANN組に0-2(19-21,11-21)、第2代表の庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部/湘南ベルマーレ)/倉坂正人(三菱オートリース)組がGUEHRER/SCHUBERT組に0-2(16-21,18-21)で2敗。この結果、第2フェーズで敗退となった。

2012年ロンドン五輪前から始まったコンチネンタルカップ(大陸予選)以降、日本男子は初めてファイナルフェーズへ進出できなかった。牛尾監督は「オーストラリアの高さは想定できていたが、それに対する準備ができず、対応することができなかった。日本国内ではあれほどの高さがあるチームもおらず、レベルの高いワールドツアーへの参戦もできなかったことが要因だと思う」と敗因を語った。

東京2020の男子代表は、「代表チーム決定戦」で優勝した石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組1チームの出場となる。

女子は第1代表の長谷川暁子(NTTコムウェア)/二見梓(東レエンジニアリング)組がKIRWAN/MACDONALD組に2-0(21-15,21-14)で勝利したが、第2代表の鈴木千代(クロス・ヘッド)/坂口由里香(大樹グループ)組がZEIMANN/POLLEY組に0-2(20-22,19-21)で敗戦した。1勝1敗となったため、ゴールデンマッチに突入。鈴木/坂口組がZEIMANN/POLLEY組に2-0(21-18,24-22)で勝利し、第2フェーズ優勝を決めた。

女子代表がアジア大陸予選をかけて戦うファイナルフェーズは、6月25日から同会場で開幕する。

写真/AVC

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