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JVAと選手会が個性に合わせた体験会に参加。「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」プログラム。

2023.01.04

 

 日本バレーボール協会ビーチバレーボール事業部は2022年12月24日、「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」を利用する知的障がいや発達障がいをもつ小中高生を対象にした『バレーボールスクール』を神奈川県茅ヶ崎市・茅ヶ崎市総合体育館で開催した。

 このイベントは、競技の強化や普及とともに社会活動に注力しているビーチバレーボール事業部が『ビーチバレーボール選手会』と協働で、『NPO法人 Ocean’s Love』の体験プログラムに参加するというもの(イベント当日は強風のため、ビーチから屋内に場所を変更)。

個性に合わせたメニューを実践

 ビーチバレーを選択した理由について『NPO法人Ocean’s Love』スクール事業統括責任者の伊藤良師氏は、「私たちはサーフィンをメインに運動支援の活動をしていますが、様々なスポーツを楽しみながら、子どもたちに自分の好きなものを見つけてほしいと思いがあります。今回は海との親和性が高いビーチバレーの体験をさせていただきました」と述べる。

 当日は、川合庶事業本部長、牛尾正和氏強化委員長、東京2020オリンピアンで選手会会長を務める村上めぐみや幅口絵里香がスタッフとして参加。9名を対象に遊び感覚を取り入れたウォーミングアップから、パスやスパイクの練習、全員参加によるゲームを行った。それぞれのメニューはひとり一人の個性に合わせてチャレンジができる工夫を取り入れ、終始笑顔に包まれた。

笑顔にあふれ盛り上がりを見せた

 最後に、選手からユニフォームやビーチバレーグッズなどの記念品が贈られ、子どもたちからも選手たちにメッセージ入りの素敵なクリスマスカードが贈られた。村上は、「身体を動かしたり、新しいことに挑戦したり、成功体験を通して子どもたちの何かのきっかけになっていたらなと思います」と期待を込めた。

記念品を贈呈する幅口

 また幅口は、「自分が取り組んできたスポーツは、身体の適応能力や心理、あるいは社会的適応能力を高める。誰もが社会の一員となり生涯スポーツとして楽しめるのだと改めて感じた時間だった」と振り返った。

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