2025.05.09
『ジャパンビーチバレーボールツアー2025 第2戦グランフロント大阪大会」第1日目が5月9日、大阪市北区グランフロント大阪うめきた広場で開催された。
初日は予選が行われ、大阪ブルテオンの今村貴彦、大阪マーヴェラスの宮部愛芽世ら、SVリーグ勢が出場した。
今村は、元ウルフドックス名古屋で昨年ビーチバレー転向を果たした勝岡将斗と初めてペアを組み、出場。「地元・宮崎で開催されている霧島酒造オープンに高校時代、見に行った。そのときからビーチバレーをやりたいとずっと思っていた」と話す。
夏は公認大会などに出場してきたが、同じ公認大会に出ていた勝岡と意気投合。「ずっとここでプレーするのが夢だった」というグランフロント大阪の舞台を踏んだ。
古田史郎/辰巳遼組と対戦し、結果は0-2(18-21,11-21)。敗れはしたものの、「ヒコさん(今村)は身長が大きいだけではなく、左からも右からも打てるほど器用。今回は時間がなかったけれど、これからビーチを練習したらすぐにできるようになると思う」と勝岡が振り返るように、今村はネット際で存在感を発揮していた。今後、今村は「夏はビーチ、冬はバレー、両方一緒に盛り上げていきたい」と二刀流に意欲を示した。
SVリーグ初代女王に輝いた大阪マーヴェラスのエース・宮部は、今年トヨタ自動車に入社した秋重若菜とペアを組んだ。
2人はともに金襴会高時代の先輩と後輩。「まさか、また一緒にバレーボールができると思わなかった。ゆかりのある地・大阪での大会ということで、お客さんにきていただき、ビーチもバレーも盛り上げたいと思った」と宮部。SVリーグ戦終了後、2日間ほどの練習で挑んだ宮部は、秋重のパワフルなプレーに呼応するように、必死になってボールに食らいついていった。
試合は金田洋世/樫原美陽組に0-2(17-21,17-21)で敗れたが、「またやりたいと思うほど楽しかった。グランフロント大阪はよく来る場所でここに砂を敷いてやるのは斬新。会場に足を運ぶのではなく、人の目にとまるような会場で、バレーも開催できればいいかも」と笑顔を見せた。
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