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水町、今シーズン初戦で初勝利。『ジャパンツアー2025 第2戦グランフロント大阪大会」2日目

2025.05.10

『ジャパンビーチバレーボールツアー2025 第2戦グランフロント大阪大会』第2日目が5月10日、大阪市北区グランフロント大阪うめきた広場で開催された。
 初日は本戦1回戦が行われ、ワイルドカードで水町泰杜(ウルフドッグス名古屋)/Thomas Hartles組が出場。SVリーグでも最優秀新人賞を獲得し、シニア代表候補メンバーにも初選出された水町の出場によって、うめたき広場は朝から観客で埋め尽くされた。また、テレビ局4社をはじめ通常は見られないほどのメディアも取材に駆けつけた。

 ニュージーランドよりやってきた助っ人のThomas Hartlesは、5月初旬に開催された「LIVZON CUP」で明治大4年の黒澤孝太とペアを組み、優勝を遂げている実力派プレーヤー。水町自身もSVリーグの年間表彰式やウルフドックス名古屋のイベントへの参加もあり、ビーチでの練習はほぼできなかった。

大勢のメディアに囲まれた水町/Hartles組

 チーム練習もぶっつけ本番。大会当日に合わせ、倉坂正人/詫間悠組に挑んだ。試合序盤は0-8と大量リードを奪われたものの、「時間を経つにつれてお互いがわかってきた」とHartles。水町も「1セット目は割りきって感覚をつかむことに専念した」。少しずつ噛み合ってきた水町/Hartles組は、テンポの速い攻撃を展開するようになる。
 第1セットは17-21と取られたものの、第2セットはHartlesのブロックを盾に水町が好レシーブを連発、そこから力強いスパイクを決めていく。主導権を握った水町/Hartles組は21-15と第2セットを奪い、最終セットも抜群のコンビネーションを見せ、15-11と決着をつけた。

 今シーズン、初戦で初勝利をあげた水町は「昨シーズンビーチをやったからこそ、インドアの楽しさも再認識できた。インドアもSVリーグを通してやりきったので、またビーチに向けて頭を切り変えてやっていきたい。昨年は楽しくやってきたけど、今年はもっと踏みこんでいきたい」と、抱負を語った。

 最終日は準決勝でシード1の髙橋巧/池田隼平組と対戦する。

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