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デフリンピック日本代表の伊藤/堀組、所属会社が壮行会を開催

2025.10.21

 
 11月15日から東京を中心に開催される「東京2025デフリンピック」。開幕を控え、デフリンピックビーチバレー女子日本代表の伊藤碧紀(大東文化大)/堀花梨(大成温調)組の所属会社が10月21日、東京都品川区大成温調ビルにて「LIVZON 東京 2025 デフリンピック 壮行会」を開催した。

 最初に登壇したのは、代表取締役の水谷憲一氏。大成温調は2014年から2016年、大井町駅前で開催されてきた「しながわビーチバレーボールフェスタ」をはじめ、日本ビーチバレーボール連盟主催の「大成温調カップを協賛してきた。

 水谷氏は「社として取り組んでいるLIVZONビーチプロジェクトをさらに拡大していくため、水と空気とリンクし連想されるスポーツ、ビーチバレーを通じて社会貢献活動の幅を広げてきました。2024年からデフビーチバレー代表の伊藤/堀組を会社全体で応援しています」と挨拶。会場には大勢の社員が駆け付け、激励した。

意気込みを語る伊藤/堀組

 伊藤/堀組は2022年からアトランタ、シドニー五輪ビーチバレー競技に出場した経験を持つ石坂有紀子氏のコーチングを受け、日々成長を遂げてきた。
 自分たちの強みについて伊藤は「高さは持っていないけれど、スピードを活かしたプレー、最後までボールを追い続けるプレーに注目してほしい」と観てほしいポイントを述べた。

 大成温調で広報担当として働きながら選手として活動している堀は、「私たちはどうやって点を取るか相談しあってプレーしている。点を取ったときには歓声をいただけると私たちも盛り上がる。これから調子を上げていけるようにがんばるので応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

大成温調社員の皆さんと登壇者

 同じLIVZON所属の黒川寛輝ディランも出席し、所属アスリートや有志社員による寄せ書き国旗を贈呈した。「全世界には4億3000万人の聴覚障害を持った方々いて今回デフリンピックに出場する選手は3000人。確率でいったら13万分の1。出場できるのはとても光栄な大会なので、1日1日かけがえのない時間。思う存分楽しんでほしい。このような会に参加できるのは、オリンピックを目指している者として刺激になる」とメッセージを送った。

「東京2025デフリンピック」ビーチバレー競技は2025年11月16日~23日の8日間、大田区大森ふるさとの浜辺公園で行われる。
 

 

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