U19代表の愛媛らベスト8決まる。「SAGA2024国スポ」2日目

2024.09.15

「SAGA2024 国スポ」ビーチバレーボール競技2日目が9月15日、佐賀県伊万里市イマリンビーチで行われた。初日に続き、猛暑日に見舞われた2日目は朝9時30分から男女2回戦が行われた。

　女子では、アンダーカテゴリー日本代表としてU19アジア選手権に出場し9位タイだった森川仁湖(今治精華高)/矢田和香(今治精華高)組が愛媛代表として登場した。大会最高身長(182cm)の矢田は、全国大会初出場。落ち着いたプレーを見せ、長崎に2-0で白星をあげた。

　矢田は「緊張もあったけど、次につながるようなプレーも発揮できたと思う。準々決勝も勝って最後は『ノアメイ（宇都木乃愛/森愛唯）』と対戦して勝ちたい」と意気込みを語った。

　男子においては、優勝候補の一角としてあげられていた佐賀の菰田颯太（佐賀商高）/立石大和（佐賀商高）組は、2回戦で福島の武田智也（相馬高）/佐藤瑛翔（相馬高）組にフルセットの末、1-2で敗れた。

　1回戦同様、序盤は動きに硬さが見られ、第1セットを先取された佐賀だが、第2セットは持ち味の明るさが爆発。第3セットに持ち込み会場を盛り上げたが、福島が精度の高いノーブロックディフェンスを展開し、最後まで佐賀は決定打を欠いた。

「相手の作戦にはまってしまった。昨日はパートナーの大和が自分を助けてくれたので、今日は足を負傷した大和を自分が助けたかったのに、ミスしてしまった。来年は必ずリベンジして絶対に日本一になりたい」と菰田は涙ながらに敗因と次なる目標を語った。

　大会2日間を終え、男女ともにベスト8が決まった。男子は岡山、熊本、和歌山、長崎、鳥取)、福島、愛媛、青森。女子は愛媛、沖縄、三重、熊本、長野、鳥取、山形、東京が準々決勝へ進出する。明日16日は朝9時30分から男女準々決勝が行われる。

撮影/中尾敏充