2021.07.25
「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)ビーチバレーボール競技」2日目が7月25日、東京都品川区の潮風公園で行われた。朝9時から予選ラウンド第1試合が行われ、第2試合には日本代表の 石島雄介/白鳥勝浩組が登場し、 ポーランドのKANTOR/LOSIAK組と対戦した。
5月にロシアで開催された「FIVBワールドツアー4スターソチ大会」で優勝したポーランド。身長2mのブロッカー・ KANTOR と190cmのレシーバー・ LOSIAK は、敵に隙あらば、ジャンプトスや平行トスでアップテンポの攻撃を仕掛けてくる技巧派チームだ。
第1セット序盤はポーランドにブロックを浴びせられた日本だが、石島の強打やブロックで日本はなんとか食らいついていく。そんなに日本に対してポーランドもネットの幅を使ったアッポテンポの攻撃を仕掛け、日本のディフェンスを惑わせる。
テクニカルタイムアウトを9-12と迎えた日本。そこから5失点で、9-14と奪われる。セット終盤はディグに成功してもなかなかいい状態での攻撃につながらない日本は、15-21と第1セットを落とした。
第2セット。ポーランドは序盤から白鳥をサーブで狙いに行く。ポーランドの巧妙なディフェンスをかいくぐり、白鳥の攻撃が鮮やかに決まり始める。日本はテクニカルタイムアウトを11-10とリードを奪った。
しかし、中盤以降は、日本のディフェンスの穴を確実に見つけ、正確な攻撃を放ってくるポーランド。12-15とリードし出すと、主導権を握った。白鳥の攻撃をブロックするとショットミスを誘う堅いディフェンスを展開。日本は少しずつ得点を突き放され、14-21と日本はストレートで敗れた。
石島/白鳥組の次戦は27日朝11時から、イタリアと対戦する。
写真/FIVB
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プロローグ
vol.1 跳べないし、しゃがめないし、走れない…
vol.2「どこかであきらめてしまった」と感じていた…
vol.3「優勝している姿をイメージすることができません」
vol.4 夜行バスに乗り、スポンサーへ挨拶に行った
vol.5 「リオを目指している」と心から言えるようになろうと思った
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