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長谷川/坂口組、石島/白鳥組が優勝。「マイナビ ジャパンツアー第2戦 平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯」

2021.08.29

「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021第2戦 平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯」最終日が8月29日(日)、神奈川県平塚市・湘南ベルマーレひらつかビーチパークで開催された。

およそ4ヵ月ぶりに再開されたマイナビジャパンツアー。女子優勝は、坂口由里香(大樹グループ)/長谷川暁子(NTTコムウェア)組、男子優勝は石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組となった。

準優勝は溝江明香(トヨタ自動車)/藤井桜子(市進グループ)組、土屋宝士(恵比寿丸)/長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組となった。

3位には、橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組、鈴木千代(フリー)組/坂口佳穗(マイナビ/KBSC)組、清水啓輔(N&N corporation / 中部土木)/村上斉(ADI.G)組、庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部/湘南ベルマーレ)/倉坂正人(三菱オートリース)組が入った。

下記、男女ベスト4チームのコメント。

女子優勝の長谷川/坂口組

長谷川暁子
「大会を開催していただくことで、私たち選手は充実した練習ができている。今回は新ペアだったのでどんな感じになるか楽しみにしていた。優勝したことで他チームは映像をみて研究してくると思う。研究されても強みが出せるようにもっと練習していきたい」
坂口由里香
「私はマイナビジャパンツアーで優勝したのは初めて。第3セットは点数が離れたが、練習していることを積極的にやりたいと思っていた。1点1点集中したことでさらに点を広げることができた。東京五輪を配信でみて、あの舞台はかっこいいなと思った。他の選手たちも刺激をもらったと思う」

溝江/藤井組

溝江明香
「久しぶりの試合だったけれど、まだこのペアでそんなに練習を重ねていないので1点1点が大事だと思っていた。このペアのテーマは『いまを生きる』。先のことではなく、目の前の1点をとりにいくという意識でやっている」
藤井桜子
「ビーチバレーを始めることになった平塚の大会。大会を開催してもらってプレーできるのが本当にうれしい。選手としてはやってきたことをコードで出すだけ。選手たちがいろいろなことを思うこの時期。タイミングが合って出場できたので次へつながれば、と思いで挑んだ」

鈴木/坂口組

坂口佳穗
「千代さんの最後の試合。有終の美を飾れなかったのは申し訳ないし悔しい。最後まで一緒にプレーしていろいろ教えてくれたことを次に活かして、優勝報告を頻繁にできるようにがんばりたい。試合の中で『そこでそうするんだ?』とか戦術を含めていろいろ発見があった。次に共有しながら、千代さんにいい報告をしたい」
鈴木千代
「次のチャレンジがあって練習ができていない状況でギリギリまで出場を予定していなかったが、佳穗から一緒に出てほしいと言われた。佳穗の貪欲さ、ビーチバレーに対する執念が私をもう一度やろうという気持ちにさせてくれた。優勝を目指していたので3位は悔しいけれど、今大会がヒントになって次につなげてくれたらと思う。まったく悔いはない」

村上/橋本組

村上礼華
「前のペアを解散した理由は、お互いの方向性や考え方が違うと2人で話合って解散することを決めた。新しいパートナーのすずさん(橋本)と世界で勝てるチームを作るためにペアを結成した。まだペアを組み始めて間もないので、コミュニケーションなどを意識して日々練習している」
橋本涼加
「新しいパートナーを探すときに礼華とはお互いにペアを組みたいと思っていた。まだ付き合いたてホヤホヤのようなカップルのよう。まだお互いのことを100%知れていないので平塚大会の前から初めてゲームをして、まだまだコミュニケーションをつめてもっともっと仲良くなりたいと思った」

男子優勝の石島/白鳥組

「ここ平塚では白鳥さんは絶対王者のような存在なので優勝できてよかった。今後、若手の育成を含め、ビーチバレーの発展に向けて自分はプレーでこたえていけるようにがんばっていきたい。今は観戦できないけど、必ず生で観戦できる日がくる。自分はそれを楽しみにしているので、そのときがきたら皆さんに足を運んでほしい」
白鳥勝浩
「私を育ててくれた場所でプレーできる喜びがあった。とはいえ、世の中厳しい状況で、開催していただいたことに感謝している。決勝戦の相手、土屋選手は魅力的な選手。彼と決勝で戦うのは試合前からワクワクして実際とても楽しかった」

長谷川/土屋組

長谷川徳海
「宝士とは15年一緒にビーチバレーをやってきたが、一度もペアを組んだことなかった。石島/白鳥組に対しては、とくに対策はなかった。練習期間が10日間だったので相手がどうこうよりも自分たちがどう戦うか、ということをベースに3試合戦った」
土屋宝士
「10日間ほどの練習だったが、そのわりにはというバレーを展開できた。これから2人でやっていくうえで、右肩上がりのときもあればうまくいかないときもある。これからペアを組んでいくので、お互いいい年齢なので、話し合いをしながらやっていこうと思う」

庄司/倉坂組

庄司憲右
「画面ごしから熱い声援、会場での手拍子などありがとうございました。久々の大会でこの緊張感のなかでプレーできるのはありがたいことです。試合がしばらく続くと思いますが、体調などを崩さず、ガラナを飲んでがんばりたい」
倉坂正人
「大会名にもあるが、ガラナ・アンタルチカ、100周年おめでとうございます。僕はガラナの大ファンでしょっちゅう飲んでいる。いま冷蔵庫の在庫が切れているので、キャンペーン企画に応募しようと思っている。配信をご覧の皆さんもぜひ応募してください」

村上/清水組

清水啓輔
「今大会では1試合目で僕たちが対戦したチームがワイルドカードで出場し、未来を背負ってくれる選手が出場してくれた。今後もそういう大会になってほしい。僕たちももっともっとがんばっていきたい。応援ありがとうございました」
村上斉 「日々鍛錬しているのでこの場を設けていただき感謝している。代表決定戦は力を出し切って悔いのない試合ができたと思っていたが、優勝した石島/白鳥組と唯一試合ができなかった。この大会では対戦して倒してやろうと思っていたが、負けてしまった。それでもすごく楽しい試合ができた」

大会総括、フォトギャラリーは今週中、BVStyleサイト掲載予定

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