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新時代を感じさせる選手の輝き。マイナビジャパンツアー第4戦名古屋大会1日目。

2021.09.11

「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021」第4戦名古屋大会第1日目が9月11日、名古屋市北区にある名城tonarino特設コートで開催された。初日は男女の1回戦が行われ、新時代を感じさせる選手の輝きと戻ってきたベテランの味が見えた1日となった。

ワイルドカードにより初のジャパンツアー出場となった愛知県犬山市出身の松本恋 (Mt.dogs) /松本穏組(Mt.dogs)は、石坪聖野(アットホーム)/柴麻美(帝国データバンク)組と対戦。フルセットの2–1で勝ち、金星をあげた。

マイナビ初参戦の松本姉妹

恋と穏の姉妹ペアは序盤から試合をリード。妹の穏がディフェンダーとしてゲームをコントロールし、姉の恋が小気味良い強打で得点を取っていく。石坪/柴組は速いンポの攻撃とテクニックに優れるチームだが、それを上回るスピードとテンポで相手を圧倒した。

第1セットを21-12で奪取すると、第2セットも、柴の集中力の高い攻撃で立て直した石坪/柴組と対等に渡り合う。しかし終盤、20–18でリードし一度はマッチポイントを握ったものの、そこからミスが続き逆転されてしまった。

セットカウントをタイにされ、流れは相手にいきかけた。しかし「いつも20–18から逆転されることが多いので仕方がないと思っていた」(松本恋)とルーキーペアは動じなかった。サーブ、スパイクで強気に攻め続ける姿勢と、常に相手コートの空く場所を狙う冷静さで、石坪/柴組を翻弄。15–10で最終セットを取り、ツアー初勝利となった。

「初めてのツアーの試合はとにかく楽しかった」と話す23歳と21歳は、明日も日本最高峰のマイナビジャパンツアーで挑戦を続ける。

18歳差ペアの山田と西堀

もう1人のフレッシュプレーヤー、山田紗也香(産業能率大)は、西堀健実(トヨタ自動車)とチームを組み、平塚大会に続き出場した。溝江明香(トヨタ自動車)/藤井桜子(フリー)組と対戦した山田/西堀組は、2-0(21-16、21-19)のストレートで勝利をおさめた。

第1セットからサーブや強打で山田の活躍が光ったゲームだが、その能力を引き出したのは、西堀健実だった。山田は「(西堀に)思い切りプレーしていいよと言われて、自分の打ちたい場所に打ちたいトスが上がってきた」と話す。

平塚大会では、ショット中心の攻撃だった山田だが、このゲームでは強打が面白いように決まった。 第2セットには一時、5-10とリードされる場面もあったが「点差はあっても、プレッシャーは感じていなかった。サーブで点が取れると考えていた」と西堀は冷静にゲームを読んだ。

その言葉どおり、西堀のサーブと山田の強打でじわじわと点差をつめ、逆転した。 「イメージ通りの試合だった。お互いのいいところが出せた」と西堀は話し、今シーズンは山田とチームと組むという。西堀は「18歳年下ですが、歳の差は言わないでください」と笑うが、今後に期待がふくらむ。

力強いプレーを見せた山田

女子のベスト4チームは、先に取り上げた松本姉妹ペアと西堀/山田組、坂口由里香(大樹グループ)/長谷川暁子(NTTコムウェア)組、橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組が入った。

男子のベスト4チームは、新チームで初勝利をあげた 髙橋巧(ANAあきんど)/マルキナシム(トヨタ自動車)組 をはじめ、清水啓輔(N&N corporation /中部土木)/村上斉(ADI.G)組、石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組、土屋宝士(恵比寿丸)/長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組が入った。

取材/小崎仁久、写真/松永和章

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