2022.10.23
ビーチバレーボール国内最高峰の競技大会「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022ファイナルグランフロント大阪大会」最終日が10月15、16日、大阪府大阪市北区のグランフロント大阪うめきた広場で開催された。全国各地で年間7大会行われる「マイナビジャパンツアー2022」の集大成となるファイナル大会。ビル群に囲まれたグランフロント大阪のうめきた広場で3年ぶりの開催となった。
女子優勝は、橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組。今季初優勝を狙っていた松本恋(フリー)/松本穏(フリー)組を振り切り、今季3勝目を果たした。
橋本/村上組は、「年間」のマイナビワールドチャレンジ賞も受賞し、ツアー年間チャンピオンにも輝いた。
<優勝チームコメント>
橋本涼加
「力が入りすぎてしまう場面がたびたびあった、1点ずつ重ねていってとった勝利。本当にうれしい。劣勢になっていても信用していて信頼関係があるので絶対大丈夫、という気持ちで戦えた。昨季は関係委性ができていなくて劣勢になると話さなくなることもあったけど、今年は2人で会話できるようになっていいチームになってきたと実感している」
村上礼華
「3年ぶりのグランフロント大阪での開催されてたくさんの方が試合を見てくれてそのなかで優勝できてうれしい。決勝戦1セット目とられたときは私たちのリズムが悪くてとられた。コミュニケーションをとって楽しむだけだなと思って全力で楽しめたのが、勝因だと思う。今季は大会ごとにテーマを掲げて成長できたのはよかったと思う」
男子は、決勝進出を決めてその時点でツアー年間チャンピオンに決まった石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)組と、長谷川徳海(フリー)/倉坂正人組が決勝で対戦。シーズン後半戦にかけて存在感を発揮していた長谷川/倉坂組がじわじわと主導権を握り、最終戦を制した。
<優勝チームコメント>
長谷川徳海
「決勝戦は出来すぎだった。1セット目の自分のブロックポイントが流れに乗ったひとつの勝因だと思う。序盤は得点を引き離されたけれど、追い上げているときは固くなりすぎず、ゲームを楽しむことができた」
倉坂正人
「7、8年前、ビーチバレーに転向する前にグランフロント大阪での試合をテレビでみて『こんなところで試合するんだ』と思ったことを覚えている。それ以来、この会場で優勝するのが自分の夢のひとつだった。シーズン前半戦は苦しんだけど、あせらず前向きにひとつひとつのことを積み重ねて取り組んできた結果だと思う」
写真/松永和章
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