橋本/村上組が日本対決を制し3位。「AVCビーチツアー・ヌバリオープン」 最終日

2024.04.08

　AVCアジアツアーの開幕戦となる「ビーチツアー・ヌバリオープン」最終日がフィリピンのサンタ ロサで4月7日、開催された。日本は女子の橋本涼加（トヨタ自動車）/村上礼華（ダイキアクシス）組、柴麻美（帝国データバンク）/丸山紗希（もぐもぐダイレクト）組が準決勝に挑んだが、ともにオーストラリアに敗れ、3位決定戦にまわった。

　インターバルを挟み、14時30分から始まった3位決定戦は、橋本/村上組が粘る柴/丸山組を振り切り、2-1で勝利。アジアツアーの表彰台にのぼった。

　今季、ビーチプロツアーフューチャー大会において2度、表彰台にのぼっている橋本は、「準決勝ではこれまでプロツアーで2度、負けているオーストラリアと対戦した。今度こそ勝てるようにこの試合にかけていた。コンチネンタルカップを頭に入れながら戦っていたが、今回も及ばなかった。悔しくて切り替えるのが大変だった。3位決定戦では気持ちをよく切り替えることができたと思う」と最終日を振り返った。

　一方、日本バレーボール協会強化委員会が選出する2024年4月から9月の日本代表選手に初選出された柴/丸山組は、今大会4位に終わった。自身初の日の丸を背負うことになった丸山は「選ばれたことはうれしいし、自覚と責任をさらに持たないといけない」と気を引き締めた。

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