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女子は2回戦進出。男子は1回戦敗退。コンチネンタルカップ第1日目

2024.06.21

 パリ五輪の予選となる「2024コンチネンタルカップ パリ五輪アジア大陸予選第3フェーズ」第1日目が6月21日、中国・寧波市で開催された。男女各8ヵ国および地域対抗戦によるシングルエルミネーション方式で行われ、優勝チームがパリ五輪のアジア大陸枠を獲得できる。

 男子の出場国および地域は、前回優勝国のオーストラリア、イラン、カタール、ニュージーランド、インドネシア、オマーン、日本。1回戦では髙橋巧(ANAあきんど)/池田隼平(カブト)組、黒川寛輝ディラン(LIVZON)/福嶋晃介(NTTコムウェア)組が出場し、イランと対戦した。

ストレート負けを喫した黒川

 アジアでも強豪の一角として名を連ねるイランに対して、2チームともに序盤は互角の戦いを見せるが、自らのミスで失点を重ね、少しずつイランが流れを引き寄せていく。黒川/福嶋組は、第1セットを21-23と接戦で落とすと、第2セットもMIRZAALI/SHOUKATI SHEKARSARAEI組のサーブ力に苦しみ決定打を欠き、18-21と敗れた。

 髙橋/池田組はPOURASGARI/AGHAJANIGHASAB組に1セット目を18-21と先取されたが、2セット目に入るとツー攻撃、フェイクセットを有効的に用い、21-13と奪取。髙橋/池田組が3セット目を奪えば、ゴールデンマッチへ持ち越され逆転の可能性も残されていたが、序盤からイランに強いプレッシャーをかけられ得点を引き離されると、9-15と敗れ去った。

ネット際の攻防戦

 日本男子チームは1回戦で敗退し、パリ五輪出場の道は絶たれた。

 女子は、開催国・前回優勝国である中国、カザフスタン、レバノン、ニュージーランド、タイ、インドネシア、バヌアツ、日本が出場。1回戦は第2フェーズを勝ち上がってきたインドネシアと対戦した。
 石井美樹(湘南RIGASSOビーチバレーボールクラブ)/長谷川暁子(NTTコムウェア)組がSARI/RATNASARI組と対戦し2-0(21-12,21-18)で勝利。橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組がHERDANTI/KAIZE組と対戦し同じく2-0(21-19,21-18)で勝利をあげた。

 22日の2回戦はタイとカザフスタンの勝者と対戦する。

写真/AVC

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