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発掘ユニット、好発進。日本ビーチバレーボール連盟が理事会を開催

2025.03.15

 日本ビーチバレーボール連盟(JBV)の「令和6年度第2回理事会・第2回定時総会・代表委員総会」が3月8日、東京都内で開催された(代表委員総会はオンライン)。「2024年度(令和6年度)事業報告」、「2025年度(令和7年度)事業計画」を公表し、決議をとり各会において承認された。

 JVAや高体連とタッグを組んだ「ビーチバレーボール発掘事業」は、初年度から大きな進展を見せた。インドア全国高校選抜候補第一次合宿、高校長身選手発掘合宿(全国9ブロック)を視察、およびブロックビーチバレーボール連盟、高校男女選手権大会、国スポ、BVT3アンダーエイジからの推薦を経て、U19、U21などの国際大会に向けた強化合宿のメンバーを選出した。

 選出された男女各18名は「2024年度全国アンダーエイジカテゴリービーチバレーボール男女選抜強化合宿兼U21/U19日本代表選手第二次選考会」に参加。現場にいた複数の関係者によると、身体能力を備えた高いバレーボール能力を持った顔を揃え、強化委員たちを驚かせたという。
 選考会では男子15名、女子14名が選ばれ、3月16日からの第三次選考会(神奈川県川崎市川崎マリエン)に参加する。

 総務委員会が管理している「ビーチバレーボール登録選手数」は2019年以降、選手数はアンダーカテゴリーを中心に右肩上がりだったが、今年初めて3000人を超えた。その要因として国スポが定着してきたことが一つにあげられるが、JBVはその他にも要因をあげた。

「BVT3アンダーエイジ大会や都道府県で開催する公認大会の充実があげられます。そして、全都道府県ではないが、都道府県予選においてポイントによるシーディングの導入が増えていることも要因となっていると思います」
 JBVとしては、今後さらに選手登録の価値向上を掲げていくという。

 また競技委員会からは10月3~5日、愛知県碧南市で行われる「JBVシリーズ・ビーチバレー碧南大会」」が2026年に愛知県で開催が予定されているアジア競技大会のテスト大会として開催されることが発表された。海外チームの参加も受け入れ、地元の小学生を対象にしたイベントも予定されている。

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