2025.06.19
「ビーチバレーボール U21アジア選手権大会」が6月18日からタイ・ロイエットで開催された。大会2日目となる19日は、プール戦が終了。日本代表チームは男女各2チームが出場した。男子は第1代表の源田アシュリー(嘉悦大2年)/高内雄心(日本体育大1年)組、第2代表として柏谷玲央(天理大2年)/柏木陸歩(鹿屋高2年)組が挑んだ。
世界大学選手権に出場した源田と柏谷が二手に分かれ、国際大会初出場となる高内、高校生の柏木とそれぞれペアを組んだが、2チームともにプール戦2敗を喫し、敗退となった。
世界大学選手権を経て2回目の国際大会出場となった源田は「昨年は緊張したけれど、今回は1試合目負けはしたけれど、コミュニケーションもとれて自分のプレーは悪くなかった。2試合目は暑さに負けてしまったことが悔しい」と口にした。
松山から関東に上京し、源田とともにチームを作ってきた高内は「タイやシンガポールは強かったけれど、自分たちは上にいくという気持ちで挑んだ。敗退して悔しい。世界のチームは強いと改めて実感した」と話した。
一方、男子唯一セットを奪い、鮮烈なデビューを飾った柏木は「コースを分けたスパイクやカバーなど、自分の高さは通用したと思う。できなかったことはトスがばらついてしまった点。パートナーを気持ちよく打たせてあげられなかった」と悔しさをにじませた。
柏谷は2年前のU21アジア選手権、世界大学選手権、そして今回と3年計画でステップを踏んできた。「出だしはよくセットがとれたけど、それ以降スパイクの助走が強く踏み込めず、大きくスイングできなかった。切り替えることができず、メンタル的に引きずってしまった」とアンダーカテゴリー最後の大会を振り返った。
女子の森愛唯(トヨタ自動車)/宇都木乃愛(産業能率大1年)組、森川仁湖(鹿屋体育大1年)/矢田和香(姫路ヴィクトリーナ)組はともに決勝トーナメント進出を決めた。
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