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森/宇都木組、ベスト4入り。U21世界選手権の本選出場権を獲得

2025.06.23

「ビーチバレーボール U21アジア選手権大会」が6月18日から22日、タイ・ロイエットで開催された。Round of 16で森川仁湖(鹿屋体育大1年)/矢田和香(姫路ヴィクトリーナ)組に勝利し、準々決勝へ進出した森愛唯(トヨタ自動車)/宇都木乃愛(産業能率大1年)組は、ニュージーランドのRawle/Tiplady G 組に2-0 (21-15, 21-14)で勝利し、ベスト4入りを決めた。

 この時点で今年10月にメキシコで開催されるU21世界選手権では本選から出場できる権利を得た。森/宇都木組は21日の準決勝で中国の Jiang K. Y./Zhou M. L. 組と対戦し、0-2 (8-21, 17-21)と敗れ、3位決定戦へまわった。

 相手の高さに屈した森/宇都木組。宇都木は「大型のチームに対して、ディフェンスの読みや判断が一歩、遅かった。そこを修正していきたい」と話し、森も「少しずつブロックのタイミングをつかめるようになってきた」と分析し、ブロンズメダルマッチに挑んだ。

準決勝で中国と対戦する森/宇都木組

 最終日に行われた3位決定戦は、ニュージーランドのStevenson/Hinton組と対戦。第1セットは持ち前のサーブ力を発揮し大量リードを奪っていたが、中盤に追いつかれ決定打を欠いた森/宇都木組は第1セットを19-21と落とした。第2セットも 相手の高さを封じ込めることができず、18-21と接戦の末敗れ、4位に終わった。

 森/宇都木組は、昨年のU19アジア選手権では5位タイに終わっていたが、国際大会において初のベスト4入りを果たした。直近(※)で2017年に出場した出口花/村上礼華(現ダイキアクシス)組の準優勝に続く好成績をたたき出した。

 U21世界選手権は、10月15日から19日、 メキシコのプエブラで開催される。

※それ以前では2013年U21アジア選手権で鈴木千代/石坪聖野組が準優勝している

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