2025.07.24
「FISUワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)」ビーチバレーボール競技4日目が7月24日、ドイツ・デュイスブルクのSportpark Duisburgで行われ、決勝トーナメントおよび順位決定戦がスタートした。
日本代表女子の宇都木乃愛(産業能率大)/森川仁湖(鹿屋体育大)組は、ラッキールーザーでスウェーデンと対戦。大型のチームに対し、「なるべくブロックに跳びにいき、タイミングを意識してボールをさわることを心がけていた」と宇都木が言えば、森川も「ちょっとずつタイミングをつかめるようになってきて初めてブロックポイントをあげることができた」。2人がいいところを振り返ったように日本は小さいながらもプレッシャーをかけ、リードを奪う展開に持ち込んだ。
2-0(21-19,21-16)とスウェーデンに勝利した日本は、Round of 16でポーランドと対戦。スウェーデン戦に引き続き、大型で攻撃力が高いチームに対し序盤1-5と引き離された。しかし、「ブロックにはフェイクも入れていったけど、ミスしても跳んでいけてよかったと思う」と宇都木が振り返るように徐々にディフェンスが機能。終盤、少しずつ得点を重ね追い上げたが、第1セット17-21と先取された。
なんとか突破口を開きたい第2セット。互いに粘り強い好ラリーが展開されるも、あと一歩のところで日本は取り切れない。「拾えているところは拾えていたけど、相手の攻撃の幅が広かった。もっと守る範囲を割り切れたら守備範囲が広がったかもしれない」と宇都木。ブロックフェイクの空いているところを何度もつかれ、流れを引き寄せられず、13-21と力尽きた。日本代表女子は9位タイで大会を終えた。
日本代表男子の水町泰杜(トヨタ自動車)/黒澤孝太(明治大)組は25日、17-24位順位決定戦でレバノンと戦う。
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