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男子の今井/瀬井組が2連勝。「東京2025デフリンピック」が開幕

2025.11.17

 今年100周年を迎えた「東京2025デフリンピック」が11月15日、東京都内で開幕した。ビーチバレーボール競技は16日から初日がスタート。日本代表男女各2チームはトーナメント進出かけ、19日まで行われる予選ラウンドに挑んでいる。

 1日目、2日目を終え、2勝をあげたのは男子の今井勇太/瀬井達也組。好調の理由について瀬井は、「デフリンピックだからというよりも、普段どおりのプレーができたのが勝因だと思う。これまで3回ビーチのデフリンピックを経験してきて一番いい状態に持ってこられた」と胸を張った。
 今井も「勝っている試合はミスが少ない時。お互いにミスを減らして戦えたのが勝ちにつながったと思う。観客が多いのでいつもよりも力を出せたところもあると思う」と分析していた。

寺井/山本組

 寺井捺貴/山本将隆組は、初戦に2-1で勝利したが、2日目は黒星となり1勝1敗。初戦は「背の高いチームをイメージして練習してきた」(寺井)と準備が実を結んだものの、2戦目は「風に負けてしまい、コンビバレーも有効的に決められなかった」(山本)と反省を口にした。

八木沢/境出組

 八木沢美穂・境出ゆきえ組は、イタリア、ポーランドの洗礼を受け、2連敗と苦しいスタート。境出は「初参戦で緊張もあって足が動かなかった。不意にボールが返ってきた時に返せなかったのでそこを対策していきたい」と課題をあげていた。

堀/伊藤組

 一方、伊藤碧紀・堀花梨組は1勝1敗。2日目のウクライナ戦で大接戦となった第1セットを取り切れず、0-2で敗れた。「トスが風の影響もあって安定せず、納得のいく攻撃ができなかった。ただ1戦目も2戦目もサーブがよかったので、3戦目もサーブが一番大事になってくると思う。サーブが走るように心がけたい」と予選ラウンド最終戦に視線を向けた。

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