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男子は岡山が初優勝、女子は東京が3年ぶりに優勝。「青の煌めきあおもり国スポ」最終日

2026.09.06

「青の煌めきあおもり国スポ バレーボール競技 (ビーチバレーボール種目)」最終日が9月6日、青森県青森市サンセットビーチ特設会場で開催された。男女5-7位決定戦、3位決定戦、決勝が行われ、男子は岡山、女子は東京が優勝に輝いた。

 2022年は岐阜、2023年は東京、2024年は愛媛、2025年は京都が国スポを制し、年々力強さや駆け引きに厚みが増してきた高校女子ビーチバレー。今年も上位進出を果たしたチームはレベルアップを遂げ、その中で力を見せつけてきた東京と兵庫が、決勝の舞台に立った。

女子決勝。佐野対木村の対決

 序盤、主導権を握ったのは東京だ。「自分たちがミスをしなければ勝機はある」と話していた佐野倖春(文京学院大女高)は、サーブで執拗に狙われながらも、きっちりサイドアウトを切っていく。またブレイクチャンスの場面でも東京の鋭いサーブが効果を発揮。兵庫の十八番であるネット際の素早いボールさばきを封じ込め、第1セットは21-13で大差をつけ、東京が先取した。

 第2セット、兵庫は10-11とテクニカルタイムアウトを迎えるが、流れを変えることができない。「ブロック裏を狙われるのはわかっていたが、足が動かずミスを出してしまった」と一柳葉月(親和女高)。前方にきたカットショットを拾い上げるも、そこから攻撃に決め手を欠いた兵庫は第1セット同様、得点を離されていく。

存在感を発揮した今井

 反対側のコートでは、7月にU18世界選手権に出場し一皮向けた今井梨花(文京学院大女高)がこぼれ球を高い打点から打ちつけるなど、存在感を発揮。「今大会で2人とも一番いいプレーができた」と今井が話したように危なげない試合運びで第2セットも21-14と制し、東京として3年ぶり、文京学院大女高として国スポ初優勝を果たした。

 兵庫のディフェンスに揺さぶられず、攻撃を決めていった佐野は、「ミスしたらどうしようという思考がなく、強気でプレーできた」と金メダルを掲げ、飛びきりの笑顔を見せた。

女子優勝の東京、2位の兵庫、3位の宮崎

 男子の決勝は、驚異的な粘りであらゆる地上戦を制してきた鳥取と岡山という中国勢同士が激突した。鳥取は2回戦で新潟、準々決勝で大阪という攻撃力の高いチームに対し、ノーブロック作戦で対抗。双子の德山天と色(ともに鳥取中央育英高)がスピーディーな動きから「あうん」の呼吸でボールをつなぎ、精度の高いコントロールショットで試合の流れを手繰り寄せてきた。

破竹の勢いで決勝進出を決めた鳥取

 一方の岡山は、岡山東商高のエース・谷本遼空と玉野光南高のエース・磯野拳奨というペア。鳥取に負けじ劣らないディフェンス力を武器に全日本選手権3位の和歌山を振り切り、「あの勝利で波に乗った」と2人は口を揃える。

攻守ともに能力の高さを見せた德山天

 第1セットは両者一歩も引かない攻防戦を展開しデュースへもつれ込む。今大会初めての展開に德山ツインズは、それまでの明るさが消沈し、鳥取のミスを誘った岡山が24-22と第1セットを先取した。
 第2セットもコートを縦横無尽に走り回る両チームだったが、岡山の勢いに鳥取はサーブレシーブ直前にスイッチする戦術が少しずつ乱れ始め、「天にツーを打ってもらおうことを考えていたが、キャッチが割れてしまった」と色。巻き返すことができない鳥取をぐんぐんと引き離した岡山が21-15と第2セットも奪い、国スポ初の頂点に立った。

大会を通して躍動した谷本

 中国ブロックではフルセット負けしていた岡山だが、「その悔しさを糧に努力してきたし、学校は違うけれどしっかりコミュニケーションをとって挑めた」と谷本。随所で力強いスパイクを見せた磯野も「周囲の方々のサポートもあって優勝できた。自分の武器を出していこうと意識していたし、練習以上のものを発揮できた」と勝利を噛み締めた。

ブロック予選のリベンジを果たした岡山

 準優勝に終わった鳥取の德山天は、涙を見せながらも「練習で殴り合いするほどケンカになるときもあったけど、最後まで勝ち上がり自分たちのやりたいことはできた。悔いのない2位」と胸を張った。

 男子の順位は3位に福島、4位に和歌山、5位は岐阜、大阪、7位は栃木、滋賀。女子は3位に宮崎、4位に愛媛、5位に山形、京都、7位に鳥取、富山という結果になった。

男子優勝の岡山

◆青森国スポTOPIXを後日掲載予定
◆Instagramにてフォトギャラリーを展開

写真/小崎仁久

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