2022.02.28
日本ビーチバレーボール連盟主催の「川崎マリエンシリーズ」2戦目となる「川崎マリエンシリーズ2022株式会社エヌエー・株式会社安田カップ」が2月20日、神奈川県川崎市川崎マリエンで開催された。
第1戦目の「ユーデザインカップ」(1月16日開催)では、今シーズンにおいてペア結成を発表している池田隼平(株式会社カブト)/庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部)組と、2021シーズン、トップツアーで頭角を現した松本恋(Mt.dogs)/松本穏(Mt.dogs)組が優勝を飾った。
2戦目となった今回、男子では「ビーチプロツアー」(旧ワールドツアー)初戦となるトラスカラ大会(チャレンジ)でエントリーしペア結成が有力視されている石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)組が優勝。女子は、1戦目に続いて松本恋/松本穏組が2連勝をあげた。
女子3位には、10年ぶりに復帰を果たした金田洋世と浦田景子のペアが3位入賞。1戦目では予選プール戦敗退に終わったが、大幅なランクアップを果たした。今シーズンを通じてペアを組んでいくという2人にとって手応えのある勝利となった。
金田は「自分は高さもないしまだ身体もできていないから、それをカバーしてくれる人は浦田景子選手しかいないと思った。試合を重ねるごとに徐々に身体も動くようになってきたし、だいぶ周りが見えるようになってきた」と収穫を口にした。
金田のオファーを受けたという浦田は「一度もペアを組んだことがなかったので、一緒にやってみたかった。10年前の動画を見直すと、いま自分が大事にしていることをすでにやっていてすごい選手だと思った。オファーをもらってうれしかった」と話した。
金田は平日、仕事中心の生活で浦田は神奈川に在住しているため、2人で合わせて練習する時間は少ないのが現状だ。けれども、金田/浦田組は「若手ペアに頭脳は負けていないと思うので、駆け引きだけは優っていきたい。次の大会では優勝したい」と意気込みを語っていた。
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