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産業能率大3連覇、駒澤大が初優勝を飾る。アクティオ杯 「ビーチバレーボール・ジャパン・カレッジ2022」最終日。

2022.08.11

「アクティオ杯 ビーチバレーボール・ジャパン・カレッジ2022 第34回全日本ビーチバレーボール大学男女選手権大会」(以下・アクティオ杯ジャパンカレッジ)最終日が8月11日、神奈川県川崎市川崎マリエンで開催された。

女子優勝の産業能率大

 大会期間中、設営テントが揺れ動くほどの強風に見舞われた今大会。女子は産業能率大の伊藤桜(3年)/野口彩陽(3年)組が準決勝においてU23選手権で優勝した日本体育大の川崎菜々子(4年)/福田鈴菜(3年)組を振り切った。

 もう一方の準決勝は、明海大の衣笠乃愛(3年)/菊地真結(3年)組が神戸学院大の金元彩奈(4年)/高見彩花(1年)組を圧倒。ともに昨年は3位決定戦で当たったチームが、今年は初の決勝進出を決めた。

準優勝の明海大

 決勝戦はトップツアーでも入賞経験のある伊藤/野口組が強風の中でも相手コートの穴をつき、得点を重ねていく展開に。衣笠/菊地組は第2セット終盤、本領の粘りを発揮するも及ばず、第1セット21-11、第2セット21-19で伊藤/野口組がストレートで決着をつけた。産業能率大としては3連覇を達成した。

効果的なジャンプサーブを打っていた上田

 男子はともに準決勝で波に乗っていたチームをそれぞれ下した神戸学院大の出口司透(4年)/溝端拓真(3年)組と駒澤大の上田翔貴(4年)/髙橋太(4年)組が決勝へ進出した。
 決勝戦では、序盤から両者譲らないデッドヒートが展開されるが、先に抜け出したのは上田/髙橋組だった。グッドサイドから上田の力強いジャンプサーブが決まり始め、第1セットを21-18と上田/髙橋組が先取した。

 第2セットは負けじと出口/溝端組もブロック&レシーブを機能させ、リズムを掴み始める。しかし、終盤において劣勢の場面でも動じなかった上田/髙橋組が空中戦を制し逆転に成功。第2セット21-19と奪い、接戦に決着をつけた。

準優勝の神戸学院大

 3位には、国士舘大の今井駿世/坂東巧望組、日本体育大の川崎菜々子/福田鈴菜組が入った。

写真/ 平野敬久

大会写真 PHOTOGALLERY に後日予定
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