2022.08.22
「全日本ビーチバレー女子選手権大会2022」(以下・ビーチバレージャパンレディース)が大阪府泉南郡岬町・せんなん里海公園にて8月19日から21日、開催された。全国35都府県からの代表37チームと、日本バレーボール協会の推薦6チーム、高校および大学チャンピオンが参加し、1日目は予選グループ戦、2、3日目は決勝トーナメントが行われた。
最終日は早朝の豪雨のため試合が中断されたため、準々決勝、準決勝は1セット28点マッチに変更された。そんな難しい試合環境を乗り越えて決勝進出を果たしたのは、長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(大樹グループ)組と柴麻美(帝国データバンク)/西堀健実(トヨタ自動車)組だった。
3セットマッチで行われた決勝は、今季負けなしの強さを誇っている坂口/長谷川組が、隙のない強さを見せ、第1セット21-14、第2セット21-9と柴/西堀組を一蹴した。長谷川は2019年大会に続いて連覇を達成、坂口は初の栄冠に輝いた。
<優勝チームコメント>
長谷川暁子
「序盤はサイドアウトの切り合いになったが、こちらから仕掛けてサーブもうまくいったのがよかった。第2セットは暑さもあったので、ワンブロックの西堀選手を狙う作戦がうまくいって点を取ることができた。私たちは海外に挑戦しているからこそ国内でも勝てていると思う」。
坂口由里香
「準決勝、準々決勝の1セットマッチは)仕方ないとは思ったが、難しかった。あまりプレーしたことがなかったので緊張して最初は硬さが出た。私にとって初めてのレディースの優勝なのでうれしい。私の強打はワールドツアーで課題にしている部分。気持ちで打てていけてよかった」
写真/小崎仁久
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