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アジア競技大会(男子)選考大会が開幕。「マイナビジャパンツアー第2戦平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯」。

2023.05.12

 

 国内最高峰ツアーとなる「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023」の第2戦平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯が5月12日、神奈川県平塚市湘南ひらつかビーチパークで行われた。男女16チームが出場し、初日は男女プール戦が行われた。

プール戦2勝した石島/西村組

 男子は、今大会が9月に開催される「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」の選考大会となっている。初日のプール戦では、シード10の西村晃一(WINDS)/石島雄介(トヨタ自動車)組が、優勝候補の一角にあげられている黒川魁(NTTコムウェア)/福嶋晃介(NTTコムウェア)組にフルセットの末勝利(15-21,21-16,12-15)した。

今季初のトップ大会参戦となった石島

 昨季、年間王者を獲得した石島は、「今年はまだパートナーが定まっていない」(石島)ため、今大会が今季初のトップ大会参戦となった。
「これまでのオフシーズンはパートナーと一緒に練習してきたけれど、今季はいろいろな方と練習してきた。西村さんもその一人。今後はやりながら正規のパートナーを見つけていく状況だけど、集中して取り組んでいきたい」と石島は方向性を述べた。

 息の合ったチームワークを見せた今大会のパートナー・西村については、「すごく勉強になることが多い。とくにサーブレシーブが丁寧な自分が自分のセットが上手くなった感覚に陥ることもある。ひとりじゃできないスポーツなので、その都度パートナーと一緒にやれる環境を作りながらがんばっていきたい」(石島)とアジア競技大会出場権獲得に向け、意気込みを見せた。

今季初優勝を狙う坂口(写真は第1戦)

 女子は、開幕戦で準優勝だった長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(トーヨーメタル)組は今大会の初日も、シード8の山田紗也香(トヨタ自動車)/西堀健実(トヨタ自動車)組相手にフルセットゲーム(19-21,21-16,15-8)を展開した。

 勝利したものの、いまいち波に乗りれない長谷川/坂口組。その要因について坂口は、「ずっと海外チームと試合をしてきて、ボールは国際大会の指定球と違う。攻撃や守備のタイミングが微妙にずれてしまい、思うようなプレーができない試合が続いている。それでも今が踏ん張りどき。今大会こそ、国内初優勝を目指してがんばりたい」と気を引き締めていた。

写真(第2戦)/吉田圭子

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