2022.09.11
全国47都道府県男女チームが一挙に集まる「第77回国民体育大会(以下・国体)いちご一会とちぎ国体」のビーチバレーボール競技が9月10日、栃木県足利市・足利市特設ビーチバレーボール会場で開幕した。正式競技となった2019年いばらき国体以降、2年連続で中止。今年は3年ぶり、(少年少女の部が正式競技となって)2回目の国体開催となった。第1日目となる10日は男女1回戦を行った。
ビーチバレーボールの会場は、渡良瀬川のほとりにある元競馬場の跡地。芝生の上に競技用の砂を4面分敷き、特設会場が作られた。国体前にはこの特設コートで練習してきた地元の栃木は、男子チームが初日から登場。鳥取と対戦した。
栃木の小島旭陽(2年)、高橋遙斗(1年)のペアは地元の大声援を受けたが、第1セットは固さが見られ、先取された。第2セットは「練習でやってきたことを出せた。ミスをしても下を向かず切り替えることができた」(小島)と粘りを発揮。しかし、あと一歩のところで及ばず、0-2と敗れた。
正式競技となってから初めて海のない県での開催となった栃木。2019年頃から選手の人選や強化の環境づくりを開始した。
中学3年時に国体に向けた強化プロジェクトに選出された小島は、「栃木でもビーチバレーに取り組める環境はある。環境さえあれば、海にこだわらずどこでやっても変わらない。来年以降はまだわからないけれど、今は2人のペアで経験を積んでいくビーチバレーがとても楽しいと感じた」と言葉に力を込めた。
9月11日からは男女2回戦が行われる。
◆「雑誌ビーチバレースタイル第35号」に出場全チーム掲載予定
◆さらに詳しい記事は BVStyle会員サイトに掲載予定
◆フォトギャラリーを掲載予定
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