

2026.09.04
「青の煌めきあおもり国スポ バレーボール競技 (ビーチバレーボール種目)」2日目が9月4日、青森県青森市サンセットビーチ特設会場で行われた。ブロック代表の男女各24チームがシングルトーナメントで戦う。2000年に青森県内で初めて常設コートが誕生して以来、ビーチバレーのメッカとして愛されてきた地にコート4面、練習コート1面、計5面のコートが作られ、高校日本一を決める国スポの舞台となった。
2日目の男子コートは、波乱の幕開けとなった。Aコートでは全日本選手権準優勝の新潟と鳥取、その隣のBコートでは全日本選手権優勝の埼玉と岐阜が対戦し、全日本選手権でのワンツーフィニッシュチームが2回戦で敗れる結果となった。

全日本選手権時は、粘り強いつなぎから切れ味の鋭いショットを決めていた新潟だったが、「終始、相手のペースにのまれてしまった」と齊藤大珠(上越総合技術高)。遠藤も「全然ショットが利かなかった」と敗因をあげ、鳥取のコート後方にシフトを敷いたディフェンスになす術を失い、0-2と敗れた。

Bコートの埼玉は岐阜に第1セットを先取されるも、第2セットを奪い返す。埼玉は全日本選手権で最終セットから巻き返すという勝利の方程式を見せてきたが、「全日本選手権が終わってビーチの練習ができていなかったこと、プレッシャーもあってミスが出てしまった」と小出譜未(埼玉栄高)。

逆に岐阜は、埼玉のお株を奪うように緊迫した展開でもディフェンス面ではしっかりブロックに跳び、攻撃面ではきわどいところを攻めていく。「チームワークとコミュニケーションを意識して練習してきた」と高見奏翔(大垣日本大高)が話したようにそう簡単にボールがコートに落ちない。最終セット終盤で得点を引き離した岐阜が、セットカウント2-1と勝利を決めた。

地元の青森勢は女子は1回戦負け、男子は1回戦で佐賀に2-1で勝利し、2日目に駒を進めた。2回戦の相手は、大阪。「思っていたように実力差はあった。それでも2人で話し合って食らいついていきたかった」と佐々木優太(五所川原工科高)。大阪のサーブ力に押されて0-2で敗れ2回戦敗退となったが、全日本選手権で敗れていた佐賀に地元・青森の大舞台でリベンジしたのは大きい。

「全日本選手権から期間は短かったけれど、気持ちの切り替え方を変えた。負けたら悪いところばかり探していたけれど、いいところにフォーカスしていったことでよくなっていった」と佐々木。冨田凛(八戸北高)も「1回戦ではメンタルの切り替えを発揮することができた」と佐々木の言葉にうなずき、2人でつかんだ大金星に胸を張った。

女子は全日本選手権で優勝した兵庫、準優勝の宮崎は危なげなく準々決勝に進出を決めた。全日本選手権に出場せず、国スポのみに照準を合わせてきたアンダーエイジカテゴリー18代表の東京や山形も順当勝ち。9月5日は男女ともに準々決勝が行われる。
男子準々決勝は、岐阜対和歌山、岡山対栃木、福島対滋賀、大阪対鳥取、女子準々決勝は兵庫対鳥取、山形対愛媛、京都対東京、富山対宮崎の対戦で行われる。
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写真/小崎仁久
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