2022.09.18
ビーチバレーボール国内最高峰の競技大会「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022第4戦名古屋大会」2日目が9月18、愛知県名古屋市北区tonarinoで開催された。男女各8チームが出場し大会初日はシングルトーナメント1回戦が行われ、2日目は決勝トーナメント準決勝、「Vリーグ男子コラボエキシビションマッチ」が行われた。
男子において、決勝戦へ駒を進めたのは、石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)組と長谷川徳海(フリー)/倉坂正人(フリー)組だ。前回大会と同じ組み合わせとなった。
女子において決勝進出を決めたのは、橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組と柴麻美(帝国データバンク)/西堀健実(トヨタ自動車)組となった。
大会2日目は地元・愛知を拠点にするVリーグ男子チームのウルフドッグス名古屋とジェイテクトSTINGSの選手による「Vリーグ男子コラボエキシビションマッチ」が行われた。ウルフドッグス名古屋からは、勝岡将斗、中野倭、ジェイテクトSTINGSからは柳澤広、道井淳平が出場。ビーチバレーチームからは、関寛之、詫間悠、福嶋晃介、トヨタ自動車の進藤諒の4名が出場した。
1セット目はビーチバレーボール選手とVリーグ選手がひとつのチームに交わり、2セット目はビーチバレーボール選手チームとVリーグチームで分かれて対戦した。今年6月から1ヵ月ほどトヨタ自動車の体育館で定期的にビーチバレーに取り組んできたというジェイテクトSTINGSの道井と、かつて遊びで取り組んだことがあるウルフドッグス名古屋の中野は、ビーチバレーがトレーニングとして有効だったと語った。
ジェイテクトSTINGS、アウトサイドヒッターの柳澤は「ビーチバレーといったらハードヒットよりも軟打が増えるので、その分、次に相手がどうプレーするか予測ことが増える。インドアバレーはビーチに比べて自分のレシーブ範囲は狭いからこそ、相手がどう攻撃してくるか判断した後、1歩2歩の動きが活きてくるので、ビーチをやったことでそういう点は勉強になった」と述べた。
ウルフドッグス名古屋の勝岡は、視線の切り替えをあげた。「普段はコートに6人いるけれど、ビーチは2人なのでより相手を見てフォームを見る必要がある。そういう面では相手コートをしっかり見てプレーして、目線の切り替えが自然にできるようになると思う。また機会があったらメチャクチャ、ビーチバレーをやりたい」と意欲を見せた。
明日19日決勝戦は台風14号上陸が見込まれるため、試合日程を大幅に変更。朝8時から男子3位決定戦、男子決勝戦。女子3位決定戦、女子決勝戦が追い込み進行で行われる。
撮影/平野敬久
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