アジア王者のSchubert/Hodges組が準決勝進出。「マイナビジャパンツアー第6戦松山大会」1日目。

2022.10.01

　ビーチバレーボール国内最高峰の競技大会「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022第6戦松山大会」1日目が10月1日、愛媛県松山市風早長浜海岸で開催された。男女8チームがシングルトーナメントで行われ、1日目は男女1回戦が行われた。

　今大会はワイルドカードでオーストラリアのZachery Schubert/Thomas Hodges組が1回戦から出場した。Hodgesはバレーボール代表として2015年には日本で開催されたワールドカップにも出場。Schubertは過去に2017年のアジアツアーグランフロント大阪大会や2018年、2019年のワールドツアー東京大会に出場し今回で来日は4回目となる。

　Schubert/Hodges組は9月下旬に開催されたアジアツアーサミラ大会で優勝。日本のツアーに出場した理由については「アジアツアー後、温泉で少し休んでリラックスすること、今季ペアを組んだばかりなので多くの試合を重ねることが目的だった」とSchubert/Hodges組は述べた。

　1回戦はマイナビジャパンツアー「前半期」で優勝した長谷川徳海（フリー）/倉坂正人（フリー）組と対戦。Hodgesが「自分たちの武器は高さ（Schubert198cm/Hodges197cm）を活かしたプレー。砂も固いのでハイジャンプできる」と述べたように、ネットから離れた位置でも力強いスパイクを次々に打ち込んでいく。

　Schubertも「強いサーブが効果的に決まり、ディフェンスが機能した」。長谷川/倉坂組に主導権を渡さず、2-0とストレートで勝利した。試合後、Schubert/Hodges組は「1試合目としてはよかった。美しいビーチでプレーできたたのでとてもエンジョイできた」と笑顔を見せた。

　男女ベスト4チームが決まり、「マイナビジャパンツアー第6戦松山大会」は2日に最終日を迎える。

写真/平野敬久