賑わいを見せた『大成温調カップ』。庄司/石島組、Bell/Bettenay組が優勝

2024.05.08

日本全国のビーチ・マリン・ハイブリッドスポーツが集結する国内最大級のビーチスポーツフェスティバル『ジャパンビーチゲームズ®フェスティバルおだいば2024』において『第8回ビーチバレー大成温調カップ』が5月4、5日の2日間、東京都港区のおだいばビーチで開催された。男女12チームによるシングルエリミネーショトーナメント方式で争われた。

　男子は林聖瑠（国士舘大）/松井晴皆組が1回戦で白鳥勝浩（カブト）/倉坂正人組らシード上位チームを破り、トップ選手たちが顔をそろえるベスト4に入った。
　決勝は、日本代表強化チームの黒川寛輝ディラン（LIVZON）/福嶋晃介（NTTコムウェア）組を接戦の末破った黒川魁（NTTコムウェア） /関寛之組と、圧倒的な強さで勝ち進んできた庄司憲右（ハウスコム）/石島雄介（トヨタ自動車）組の対戦。試合は2-0（21-13 , 21-14）で庄司/石島組が勝利し優勝した。

　女子は、昨シーズン後半戦において「マイナビジャパンツアー」で1勝したオーストラリアのPhoebe Bell/Caitlin Bettenay組が、女子トップチームを次々に振り切り、おだいばビーチで躍動した。決勝戦では、松本恋/松本穏組を2-1（17- 21, 21-11, 15-11）と制し、優勝を決めた。

　『第8回ビーチバレー大成温調カップ』が組み込まれた『ジャパンビーチゲームズ®フェスティバルおだいば2024』は、ビーチスポーツの観戦や体験ができるイベントだ。ゴールデンウィーク真っ只中、晴天にも恵まれ、2日間でのべ3万人が来場した。なかでもビーチバレー観戦は多くの観戦者で賑わいを見せた。合間に行われた「ビーチバレー体験会」「キッズチャレンジ」も同様で、小学生から大人まで幅広い年齢層の参加者がビーチバレーを楽しんでいた。

写真/ジャパンビーチゲームズ®フェスティバルおだいば2024実行委員会