

2026.10.01
「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」ビーチバレーボール競技・男女準決勝が10月1日、愛知県碧南市・碧南ビーチ緑地で行われた。日本勢で唯一勝ち残っている男子の水町泰杜(トヨタ自動車/ウルフドッグス名古屋)/黒澤孝太(トヨタ自動車)組は、インドネシアと対戦した。
勝てば、2002年釜山大会以来、24年ぶりの決勝進出が決まる。そんな男子ビーチバレー界の期待を背負って挑んだインドネシアとの準決勝。「初めて対戦したチーム。技術、戦術より力で押し切るチームなので、力比べだった」と水町が考えていたように、第1セットは強打の打ち合い、サイドアウトの応酬となる。
しかし、第1セット終盤。黒澤のスパイクがラインを割り、ラリーを取り切れない。水町/黒澤組は19-21とあと一歩のところで、インドネシアに先取された。
第2セット。中盤まで両者互角の試合展開を見せるが、コンビミスが響き、13-15のコートスイッチ後からインドネシアに4連続得点を許してしまう。「難しい風が吹いていて、パス、トスの精度が落ちた。フェイクセットも出せず自分たちのいい動きが出せなかった」と水町。最後は黒澤のサーブとブロックで巻き返すも、時すでに遅し。18-21と水町/黒澤組はインドネシアにストレートで敗れた。

試合後、敗因についてメダル獲得へのプレッシャーはとくになかった、と話した水町と黒澤。黒澤は「それ以上にカタールと戦いたかった」と話す。だが、今回の敗戦については「シンプルに実力不足。それまでできることが終盤できなくなる。気持ちの問題。もっと場数を踏んでできるようになっていきたい」と潔く負けを認めた。
水町も「相手との経験の差を感じた。相手のジャンプサーブにリズムよく対応できていたが、途中から相手はフローターに変えてきた。グッドサイドでもジャンプサーブを打たなかった。こっちが嫌だなと思うことをやってきた。逆に自分たちのサーブは、攻めないといけないという気持ちが先行してミスが出てしまった。もうひとつ精度の高いサーブを打たないといけなかった」と課題を口にした。
水町/黒澤組が出場する3位決定戦は10月3日、12時からタイと対戦する。水町/黒澤組にとって今シーズンのラストゲーム。「楽しむのはもちろんだけど、最後は勝ちたい。全力で勝ちにいく」と気持ちを切り変えていた。
写真/小崎仁久
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